ナスの育て方


夏を代表する健康野菜です。 ナスニンと呼ばれるアントシアニン系色素がナスを紺色にしています。 話題のポリフェノールの一種です。

栽培のポイント

ナス科の連作を避け、つぎ木苗を利用しましょう。 これは、野生種の台木に栽培品種をつぎ木した苗で、病気にかかりにくく、収穫も見込めます。
追肥や土寄せをこまめに行います。 夕方にたっぷり水を与えます。 秋ナスを収穫するために、夏に更新剪定を行います。

収穫の目安

1株あたり30〜40個 (中長ナスの場合)
1株あたり7〜8個 (大型の丸ナスや米ナスの場合)

1.植え付け 4月下旬〜5月中旬

  • 畑の幅  :1列植えは、幅60〜70cm、2列植えは、幅120cmの畝を立てる。

  • 株のサイズ:60cm×60cm、高さ1m
  •   60cm×60cmの広さがあれば、栽培可能です!!
  • 土づくり

  • 植え付け2週間前
    苦土石灰 150〜200g/u
    植え付け1週間前
    堆肥 3〜4kg/u
    化成肥料 100〜200g/u
    熔リン 50g/u
  • 畑にマルチを張る
  • 植え穴を掘り、水をたっぷり注ぐ。
  • 水が引いたら、苗を植え、堀り上げた土を戻して苗元を押さえる。
  • 苗から10cm離した外側に長さ150cmの支柱を立てる。
  • 苗を支柱へ誘引する。
  • 苗にやさしく、支柱に厳しく結びつける
  • 2.整枝(3本仕立て) 6月上旬〜中旬

  • 元気の良いわき芽2本を残して、下のわき芽を取り除く。
  • 中心の枝と、わき枝2本が残る。
  • 支柱をわき枝の1本と沿わせるように追加する。
  • 3.追肥・土寄せ 植え付けの1ヶ月後から2週間に1回

  • マルチのすそをめくる。
  • 畝の片側に1uあたり化成肥料30gをまく。
  • クワで軽く土寄せをしてマルチを元に戻す
  • 4.収穫 6月上旬〜

    果実が10〜12cm(中長ナス)、20〜35cm(長ナス)になったら収穫時期。
    ハサミでていねいに収穫する。
    開花から20〜25日ごろが収穫時期です。
    ナスはしなびやすいので、収穫したらなるべく早く食べましょう!
    ナス

    5.更新剪定 7月下旬〜8月上旬

    すべての枝を切り詰め、追肥を行う。
  • 秋ナスのために、全ての枝を1/2〜2/3の高さで剪定する。
  • 株元もきれいにし、すっきりとさせる。
  • 株元の周囲30cmのところにスコップをぐるりと入れ、根切りする。

  • こうすることで、新しい根が出て、活発に成長します。

    6.収穫 更新剪定の1ヶ月後〜10月中旬

    果実が10〜12cm(中長ナス)、20〜35cm(長ナス)になったら収穫時期。
    ハサミでていねいに収穫する。
    開花から20〜25日ごろが収穫時期です。
    ナスはしなびやすいので、収穫したらなるべく早く食べましょう!

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