ホウレン草の育て方


緑黄色野菜の王様的野菜です。種類もたくさんあって、西洋ホウレン草や、ちじれるホウレン草、ギザギザ型のホウレン草もあります。カリウム、カロテン、ビタミンB2、鉄などを豊富に含む栄養満点の野菜です。虫の被害が少ない野菜です。

栽培のポイント

酸性土壌に弱いので、土づくりの際に苦土石灰をたっぷりまきます。 アガサ科の連作を避けます。よく肥えた有機質に富む土で育てれば、しっかり育ちます。日が長い「とう立ち」が起こるので、6月〜8月の栽培は避けましょう。 春、秋に栽培すると、約30日で収穫できます。

収穫の目安

60cm×60cmの広さで、50〜60束
1m×1mの広さで、1〜2kg

1.植え付け 3月中旬〜5月中旬(秋まきは9月上旬〜10月下旬)

  • 畑の幅  :2列、3列植えは、幅60cmの畝を立てる。
    60cm×60cmの広さがあれば、栽培可能です!!
  • 土づくり
    植え付け2週間前
    苦土石灰 200g/u
    植え付け1週間前
    堆肥 2kg/u
    化成肥料 100〜200g/u
  • 列の間20cmまたは30cmで、支柱を土に押し付け溝を作ります。
  • 出来上がった溝に約1cm間隔で種をまきます。
  • 溝の周りから指でつまむように土を種にかけ、軽く手で押し、定着させます。
  • たっぷり水を与えます。

    2.間引き 種まきの1週間から10日

  • 双葉が開いたら、3〜4cm間隔に間引く。 ホウレン草間引き前
  • 株がぐらつかないように手で株元に土を寄せる。 ホウレン草間引き後
    間引き菜は、スープなどに入れて食べてみてはいかが! 写真は、ホウレン草とちんげん菜の間引き菜とたまごの中華スープです。
    間引き菜のスープ

    3.追肥・土寄せ 種まきの17〜20日後

  • 草丈7〜8cmのころ、列の間に1uあたり化成肥料30gをまく。
  • 土寄せし、株を安定させる。

    4.収穫 種まきの30〜50日後

    ホウレン草収穫
    高さ30cmくらいになったら収穫時期。
    抜き取って、根をハサミで切り取る。または、地際にハサミを入れて切り取って収穫する。
    葉物野菜のなかでも特に鮮度が命なので、「とったらすぐ調理」がおいしく食べるポイント。

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